西除川逍遥03  2018年12月27日


西除川を大和川合流地点から遡る(3)

勢いだけで、3日連続のウォークとなりました。 今日は、南海北野田駅〜南海滝谷駅7.5kmに挑戦しました。 念願の狭山池博物館に1時間も留まり、詳しく説明して頂いたので感激しました。 <近くのコンビニ>作戦はなんとか成功して、温かいLチキ&缶コーヒーを頂くことが出来ました。 残念なこともありました。致命的なミスを犯してしまったのです。

本来7.5kmのところを、実に11.5kmもかかってしまいました。 @最初にコンビニ検索に失敗したこと A2度目のコンビニ検索には成功しましたが、その分歩いたこと B予定通りですが、博物館見学に時間と距離を要したこと C最後に、大幅に道を間違えたことが重なりました。 +4kmですから、そんなものでしょう。@Cを無くすれば、文句はなかったのですが、致し方ありません。 意気消沈しましたが、無事に帰ったことを報告しておきます。

次回については、桜の咲く頃にヨメと一緒に歩くことになりました。 4月初めの予定です。9kmです。




北野田駅の東側に出ました。





踏切のところで、野田城址の碑を発見しました。その址(あと)をぐるりと回るのだと思います。




無事に狭山駅にたどり着き、トイレを探しましたが、ホームにしかないことが分かりました。困ったものです。




副池に辿り着きました。池の周りを通る道の通行止めが解除されていたようです。わたしは、満を持して、迂回路をとることにしました。




副池の南に出たところに、駐車場とトイレがあり、安心しました。




狭山池の堤防の上までやってきました。真ん中の祠のようなものよりも、PLの塔が余りにも近いことにびっくりです。これなら、PLの花火をしっかり見ることができますね。




西除川の洪水吐(出口)です。柵の間から撮りました。池の水が少ないので、ここの水は流れていないようです。西除川の洪水吐(出口)はもう一つあるので、そこから出ているのだと思います。




狭山池博物館にやってきました。これだけでは分かりにくいですが、知る人ぞ知る安藤忠雄氏の設計です。コンクリートの打ちっ放しというだけで、安藤忠雄氏の匂いがします。いえ、青空を写したかったので、こんな風な写真になりました。



狭山池の堤防を縦に切り取った断面です。最初に、飛鳥時代に作られたことは確実なようで、それから1500年の時代が経っています。



大和川が出来る前の西除川の流れについて、質問しましたが、確実な資料はないとのことでした。残念!

でも、この地図には載っています。下高野橋近くを流れ、長居公園通辺りで近鉄南大阪線を跨いでいるように見えます。




取水塔です。今残っているのはこの一つだけです。その下には、今も働いている樋(ひ)があります。現代風にいえば、水門です。塔の下で扉の開け閉めを行い、堤防内の水路を通って、池の水を外の田畑に送り出すものです。池に水を貯めておいて、必要な時期に送り出すという調節を行っているわけです。飛鳥時代に作られ、行基や重源らが改修を行い、片桐且元も関わってきたようです。

これと同じような形のものが大和川沿岸にもみられますが、あんなちゃちなものではありません。

わたしは初めて知ったことですが、西除川や後に出来た東除川は池に貯まった余分な水を何の調節もしないまま、ただ流しているだけのものだそうです。




西除川流入点





金剛橋(左に進めば金剛駅)





どうがふちはし(胴ヶ淵橋)ここまでは正解だったのですが、このあと道を間違えてしまいました。




滝谷駅の改札は、東側にしかないのです。



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西除川逍遥04  2019年3月7日


東茱萸木のやり直し&中高野街道の終点まで




懐かしい「どうがぶちばし」までやって来ました。ここで道を間違えたのです。その日のうちに修正しておけばよかったのに、と思うことしきりです。




つぼみこども園の横を通り、50mばかり道なりに進んだ後、コンクリートの道へ入る。



川沿いとは違い、畑の中を通る、ナイスな道でした。





工場群を抜けたところに、アンテナ塔がありました。




曲がり角が伏山1丁目でした。少し進んで、一旦立ち止まりました。





ここまで来る前に、踏切を越えて南海滝谷駅に向かう道(西除川ウォーク)に達しましたが、それはカットしました。




西除川ウォークの場合と中高野街道ウォークが重なるわけです。そのまま細い道を南下します。




信号で待っているときに限って、たいてい車が入ります。



信号を越えて、さらに前進します。

緑色の道がわたしを招いてくれます。





しばらく上り坂が続きました。春日神社が目印になりそうです。




見るからに、西高野街道との合流地点です。中高野街道の終点となります。




西高野街道ではなく、ここを南西(上の道)に向かうと「西除川ウォーク」の道となり、寺ヶ池に向かいますが、それは次回のことにします。


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